2020年03月10日 17:21

ブラザー工業とブラザー販売は、刺しゅうデータ自動変換ソフトウェアサービスを開発した。ブラザー販売は、ワークマンが3月16日からオープンする新サイト向けにサービスの提供を始める。
作業服・作業用品とアウトドアウェアの専門店を展開しているワークマンは、作業服の名入れサービス用途でブラザーの業務用刺しゅうミシンをオンラインストアに導入している。ワークマンの新サイトオープンに合わせて、刺しゅうデータ自動変換ソフトウェアサービスを提供した。このサービスの提供により、専用のソフトを使った刺しゅうデータ作成作業が不要となるため、従来発生していた入力作業時間や人的ミスを削減し、刺しゅう加工の効率化に貢献する。日本国内では、多品種少量生産のグッズ需要が高まっている。ブラザーでは今後、このサービスをオーダーグッズ・カスタマイズ需要のある業界へ提案することで、製品とサービスの拡販を強化していく。
利用者がワークマンのサイト上で刺しゅうしたいテキストを入力し、希望するフォントや色を選択する。そのデータをブラザーのサーバー上で刺しゅうデータに自動変換。ワークマンのサーバーからブラザーのサーバー上の刺しゅうデータがダウンロードされ、ミシンへ刺しゅうデータが転送される。1頭1針タイプの「VR100」、1頭6針タイプの「PR670E」、1頭10針タイプの「PR1050X」をラインアップとして取り揃え、使いやすい大画面液晶や簡単に操作できる機能を備えている。