2020年03月02日 14:47

TRUST SMITHは、2月29日、製造業・物流業における在日外国人労働者の発見・採用をサポートするハンティングAI「Work in Japan」サービスを開始することを発表した。

現在、日本は前例を見ないほどの人手不足に直面している。2030年には、7073万人の労働需要に対し、6429万人の労働供給しか見込めず、「644万人の人手不足」とも言われている。(労働市場の未来推計2030、パーソル総合研究所)。また、人手不足解消の一手として、製造業や物流業などにおいて、外国人労働者の雇用も活発化し始めているが、まだ十分な労働力の確保ができていない企業も多数存在するのが実情だ。

そこで、同社は、SNSやweb上のオープンデータをAIが解析することで、ブルーカラーの職種における在日外国人労働者の発見・採用をサポートするハンティングAI「Work in Japan」のサービスを開始することを発表した。このAI技術により、企業が求める人材用件に合わせ、インターネット上から外国人求職者を自動で発見することが可能となる。現在、β版リリースに向け、東大のメンバーを中心に開発を進めている。

ハンティングAI「Work in Japan」は、自然言語処理等の技術を用いて、SNSやweb上のオープンデータを自動で解析する探索型AIだ。特定のキーワード等から、候補者の属性データや興味・関心、日本語能力レベル、仕事を探しているタイミング等を割り出し、適切なタイミングでアプローチすることが可能となる。

TRUST SMITH