2020年02月27日 19:05

このたびプランティオは、「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」に出展することを明らかにした。「SXSW」とは、毎年3月にアメリカ合衆国テキサス州オースティンで開催されるデジタル・インタラクティブや映画・音楽の分野での世界的規模の大型展示会。

本出展では、武蔵野美術大学様ブースにて、山崎和彦教授と共同でプランティオが開発する「grow_connect」(IoTを使ったオフグリッド栽培 を可能にするハードウェア)の展示および、開発中の「グローバル コミュニティシステム(仮称)」のプロトタイプを展示する。

プランティオは、独自開発したセンサーを搭載したプランターとAIのサポートによりアプリケーションを導入することで、都市民による野菜栽培が地球環境へ及ぼす影響をリアルタイムで表示、可視化するシステムを開発している。「グローバルコミュニティシステム(仮称)」では、野菜の栽培数や栽培者数、予測収穫量、緑被率などをはじめ、都市部の気温が高温になってしまうヒートアイランド現象という社会問題に有効な地表部の温度推移や、従来の農業では可視化が不可能だった水の使用量、Co2の予測吸収量などをリアルタイムに表示することができる。

本展では、グローバルコミュニティシステムのプロトタイプ展示に加え、大幅にコンセプトチェンジしたIoTを使ったオフグリッド栽培を可能にするハードウェア「grow_connect」の展示も行う。