2020年02月26日 18:07

Drone Future Aviation(DFA)は、最適ペイロード30kgの世界最大クラスドローン「GRIFF 135」の販売を開始した。
DFAは「ドローンのオペレーション」に特化した会社。具体的には、同社が独占取り扱い権利を有する海外のドローン「Griff」「YAPE」などの販売、リース、トレーニング、実証実験、研究開発などの業務を行なっている。
「GRIFF 135」は、大型ドローン製造に精通したノルウェーの技術集団「GRIFF」が提供する世界最大クラスのドローン。アジアではDFAが独占取扱権を保有しており、2019年には慶應ドローンコンソーシアムが主催する「湘南UAVデモンストレーション」にて既に国内での飛行実績がある。
「GRIFF 135」は、この圧倒的なペイロードを生かし、建築・土木現場や災害現場での資材輸送などでの活用を想定。またアタッチメントをつけることよって、農薬散布機等としても活用することが可能だ。なお、「GRIFF 135」の購入にあたっては、まずGRIFF社の「大型ドローンパイロットトレーニング」を受講し、操縦免許を取得する必要がある。
DFAはこうした先進的なドローンを活用し、運送、建築、電力、海運、農業、セキュリティーなどの市場を対象に革新的なソリューションを提供していく。2020年前半にはドローンの販売、トレーニングなどのサービスのインフラ体制を整え、後半にはアジア各国への展開準備も計画している。