2020年02月12日 12:41

パナソニックは、ロボット掃除機「RULO(ルーロ)MC-RSF1000」を3月下旬に発売する。
パナソニック調べでは、ロボット掃除機は約78%が関心があるにも関わらず普及率は約7%と低い現状にある。非購入者の買わない理由としては、「掃除前の片付けが面倒」「きちんと掃除してくれるか」などの不安が多く挙げられている。このようなユーザーの不安を解消し、掃除をまかせられる次世代のロボット掃除機を目指して、パナソニックは千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)と連携し、世界最高レベルのSLAM技術を含む、fuRo Technologyを搭載したコンセプトモデルを開発した。
本製品は、コンセプトモデルをベースに開発・製品化を実現。空間認識技術「レーザーSLAM」を搭載し、従来のカメラSLAMに比べ、より早く正確な空間認識が可能になった。360゜全方位の間取りや床にあるもの・動くものなど部屋環境を認識して地図を構築、自己位置を把握しながら掃除プランを立てて効率よく丁寧に走行する。
また、走行時に段差やラグなどの障害物をフロント3Dセンサーで検知し、業界初のアクティブリフト機能で自動的に本体を持ち上げ、スムーズに乗り越え走行する。さらに、スマートスピーカーに対応し、音声操作ができるようになった。業界初のotomo機能は、人の足の動きを認識してついていき、任意の場所を掃除させることができるロボット掃除機との協調をより感じられる機能で、使いやすさも向上した。
メーカー希望小売価格はオープン。発売日は3月下旬。