2019年10月24日 11:52

TRUST SMITHは、9月24日、太陽光パネルの亀裂をドローンを用いて検知するAIシステムを世界で初めて開発したことを発表した。
太陽光パネルの故障には、ホットスポットによる故障と、パネルガラス割れによる故障の2種類が存在する。ホットスポットによる故障は、赤外線サーモグラフィ等を用いた従来の検知方法により未然に防ぐことが可能。しかし、パネルガラス割れによる故障は、故障の原因となる傷が極めて微細なため、従来の方法では検知することはできなかった。そのため、全て作業員が定期的に点検をすることでパネルの亀裂を発見することが余儀なくされていた。
TRUST SMITHは、発電施設ディベロッパー大手との共同開発により、太陽光パネルの傷感知システムを世界で初めて開発。この開発により、発電施設現場の深刻な人手不足の問題や膨大な点検費用の課題解決の実現が可能となり、世界中への太陽光パネルの普及を促進し、地球温暖化防止策への架け橋になると考えている。