2019年09月18日 10:09

Buzzreachは、治験管理アプリ「ミライク・スタディ・コンシェルジュ(MiiLike Study Concierge)」を開発した。

治験では患者の協力が必要不可欠。厚生労働省への新薬承認申請に有効なデータを集めるために、決められた治験薬の適切な用法用量の服用が必要とされる。しかし、登録した治験参加患者の4人に1人が治験参加後に脱落(治験中止症例)している実態が明らかになっている。

本アプリにより、不足していると言われる治験コーディネーターの業務負荷を軽減するとともに、治験参加患者の途中脱落とアプリを通じたコミュニケーションによる治験参加中の不安を軽減することが可能。治験に必要な有効データの確保による治験中止リスク軽減、新薬早期承認に寄与することができる。本アプリは患者自身のデバイスにダウンロードして利用するため、製薬企業側のコスト削減、患者側の治験用のデバイスを持ち歩く直接的なストレスもない。

Buzzreach