1月27日、ユニセフとパートナー団体は、約3000人の子供たちが南スーダンの武装勢力から解放される見込みであることを確認、過去最大規模の子どもたちの解放となると発表した。まず最初の段階として、1月27日、子ども280人が東部のジョングレイ州グムルークの村で解放された。

解放された子どもたちには、基礎保健ケアと保護サービスが実施されるとともに、家族のもとへ戻る準備が整うまでの間、食糧や水、衣服などの必需品が提供される。カウンセリングや心のケア・プログラムも早急に整えられ、子どもたちは、基礎教育や職業訓練を含むライフスキルなどを学ぶ。

ユニセフは家族とはぐれてしまった子どもに対して、家族の居場所を追跡し、再会させる活動を行っている。また、武装勢力から解放された後、地域社会に戻った子どもたちが差別されることなく受け入れられ、再び武装勢力に巻き込まれることのないように、コミュニティに対して差別を防止する活動にも取り組んでいる。