2019年02月01日 11:22

凸版印刷は、これまでのプラスチックボトルからの代替が可能な新しい紙パック「キューブパック」を開発した。
「キューブパック」は、独自構造により、従来の紙パックでは不可能だった、洗面所やバスルームなど濡れた場所での常時使用が可能な新しい容器。まずはトイレタリー業界などに向け、2月よりサンプル出荷を開始する。
本製品は、水回りでの使用時に水と常時接着する底部付近に紙端部を設けない独自構造により、プラスチックボトルとほぼ同等の耐水性を実現した。また、従来の紙パックではその構造上不可能だった、口栓を中央につけられる形状も実現しており、ポンプを付け替える「付け替え容器」や広口容器としての使用も可能だ。企業は本製品を採用することにより、プラスチックボトルと比較して、石化由来材料を約75%削減できる。
価格は、従来のプラスチックボトルとほぼ同等の価格を実現。