2018年07月17日 08:39

世界文化社は、建築家・光嶋裕介さんの最新著「ぼくらの家。9つの住宅、9つの物語」を、7月14日に刊行した。
著者・光嶋裕介さんは、2008年に独立し、思想家・内田樹さんの自宅兼道場「凱風館」の設計でデビューした。その記録は「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載され、「みんなの家。建築家一年生の初仕事」として1冊の本になっている。それから「建築家一年生」は、どのような建築をつくり、活動してきたのだろうか。
本書は、これまでに光嶋さんが設計した「凱風館」も含む8つの住宅と、いつか建てたいと思っている自邸、合計9つの住宅をめぐるエッセイ集だ。書き下ろしのテキストに加え、各住宅の写真や間取り図、そして各施主たちからの感想文を収録。これから家をつくる人にも、そうでない人にも、暮らしの原点である住宅を見つめなおすきっかけを与えてくれる1冊となっている。
定価は1728円(税込)。