2018年05月14日 13:20

丁子屋は、5月19日、東海道五十三次の鞠子宿(静岡県静岡市)で422年続くとろろ汁の茶店の茅葺屋根を約40年ぶりに葺き替え、茅葺修復披露会を開催する。
丁子屋は、東海道五十三次の20番目の宿場町である鞠子宿(現:静岡県静岡市)で、慶長元年(1596年)から422年間、自然薯のとろろ汁を提供し続ける。今年1月から約40年ぶりに茅葺屋根の葺き替えを行い、3月末に完成した。
歌川広重が描いた浮世絵「東海道五十三次」の鞠子宿には茅葺屋根の丁子屋が描かれており、この浮世絵さながらの景観と東海道の茶店としての文化を現代に継承するため、全面葺き替え工事となった。今後100年、200年先も、東海道の歴史や旅人文化を後世に伝える茅葺屋根の丁子屋として、営業を継続していく決意をするとともに、関係各位を招待して茅葺修復披露会を開催する。
住所は、静岡県静岡市駿河区丸子7丁目-10-10。