2017年07月05日 10:19

ブロックチェーン推進協会(BCCC)は、ブロックチェーンにより実装されたデジタルトークンの社会実験において、「Zen」の発行が7月5日9時から開始されたことを発表した。

本社会実験は、「Zen」を日本円との為替が安定して運用されることで将来的に実ビジネスでの使用に耐えうる仮想通貨とすることを企図したもの。参加取引所の準備に想定以上の時間を要したため「Zen」の発行が当初予定から遅延したが、本社会実験参加の第1号取引所としてテックビューロ社の「Zaif」での発行が可能となった。

引き続き、他の仮想通貨取引所も仮想通貨取引業者登録の準備が整い次第「Zen」の発行を行い、「Zen」の取引が可能となる。「Zen」の発行主体はBCCCで、BCCCの業務委託を受けた各参加取引所が発行依頼者に「Zen」の発行を実施する。なお、「Zen」の発行は予定よりも遅延したものの、本社会実験フェーズ1の期間は、当初計画通り9月30日までの予定。

ブロックチェーン推進協会