2025年10月28日 12:18

Octa Roboticsは、同社が開発・提供する統合インターフェースサービス「LCI」を介して、ロボットが適切に建物設備と連携できることを認定する新サービス「LCI認定」を開始した。

LCIは、Octa Roboticsが開発・提供している、ロボットインフラを実現するためのマルチベンダー型統合インターフェースサービス。同社のクラウド「Octa Link」を介して、ベンダーを問わずあらゆるロボットが、エレベーター、自動ドア、警備システム、警報システムなどの建物設備と連携できる。

LCI認定を受けたロボットにはLCI認定マークが付与される。ユーザーのメリットとして、認定を受けたロボットは、事前に通信検証と動作検証に合格しているため、導入時の検証工数とトラブルを大幅に削減できる。建物設備との適合性を簡単に確認できるため、ロボットを安心して導入できる。ロボットメーカー及びロボットサービス事業者のメリットとしては、自社ロボットが建物設備と適切に連携できることを客観的に示せるため、商談や導入時の説明が円滑になる。認定を受けていない製品との差別化にもつながり、選定機会の拡大に貢献する。

今回のLCI認定サービス開始にあわせて、Octa Roboticsは開発者向けポータルサイトを公開した。本サイトでは、プロトコル仕様書、サンプルコード、テックブログ、FAQ等へのアクセスを提供し、LCIの利用に必要な技術情報を一元的に提供する。

特設サイト / 開発者向けポータルサイト