2025年10月16日 09:01

BRJは、10月15日より千葉県流山市で展開中の電動キックボードシェアリングサービス「TOCKLE」において、電動アシスト自転車のシェアリングサービス「NAGAREYAMA GREEN RIDE」を本格導入した。
「NAGAREYAMA GREEN RIDE」はTOCKLEサービス内で提供するシェアサイクルのサブブランドで、既存のTOCKLEアプリからそのまま利用できる。キックボードと自転車をシーンに応じて使い分けることで、観光客や地域住民の移動をより便利で快適にし、地域資源の活用を推進する。
流山市は利根運河や江戸川河川敷など豊かな自然に恵まれている。しかし体験型のアクティビティが少ないため、地域資源を活かしきれておらず、観光客の滞在時間が短いという課題を抱えていた。乗ること自体を楽しめるEバイクを導入することで、「ここでしか体験できない」観光アクティビティを提供することで、滞在時間を消費を増やし、地域資源の活用を図る。また地域住民の移動の利便性向上も合わせて目指す。
電動モビリティ業界では「夜間こそ稼ぎ時」が常識となっている。だが、遅い時間帯だけに飲酒後に乗っている人々も少なからず存在しているのが、業界の実態。利益より安全が重要なのは言うまでもない。そこで「TOCKLE」は、どの地域でも夜間の運用を一切、行っていない。
実証実験時の料金は、基本料金50円+1分あたり12円。24時間パック500円。開始日は10月15日。貸出時間は4時~22時。実証エリアは流山市。