2025年10月09日 19:00

武田薬品は9月17日に公開した同社のウェブサイト「コロナ情報館」に、「新型コロナウイルス感染症リスクチェックシート」、「新型コロナワクチン相談カード」を新規コンテンツとして公開した。

2023年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症に移行し、感染対策の実施については、個人・事業者の判断が基本となった。新型コロナウイルス感染症パンデミックは収束し、まん延防止のための行動制限は解除されたものの、新型コロナウイルス感染症は、今も暮らしのすぐそばにある感染症となっている。

2024年の1年間における新型コロナウイルス感染症による死亡者数は、インフルエンザによる死亡者数の10倍以上。特に体力や免疫の機能が落ちやすい高齢者にとっては、油断できない「身近なリスク」の一つになった。

そこで同社は、新型コロナウイルス感染症の症状、感染・重症化のリスク、治療と治療費、発症と重症化を防ぐ健康習慣、ワクチンの最新情報などをまとめたウェブサイト「コロナ情報館」を、9月17日に公開した。

このたび、65歳以上の人などを対象にワクチンの定期接種が始まったことを受け、重症化リスクを確認できる「新型コロナウイルス感染症リスクチェックシート」を公開。また予防接種を検討するにあたり、知りたいことを簡単にチェックし、主治医との相談に役立てることのできる「新型コロナワクチン相談カード」も、新規コンテンツとして公開した。