2025年10月08日 10:11

ふるさと未来創造コンソーシアムは、11月20日にベルサール新宿グランドにて「ふるさと納税-未来創造AWARD 2025」を開催することを決定した。
「ふるさと納税-未来創造AWARD」は、寄付者が本来抱く「地域を応援したい」という想いを可視化し、返礼品ではなく使い道にスポットをあてた全国規模の表彰イベント。本AWARDは、全国各地より各首長(市長・町長・村長・区長)並びに職員の人々が一堂に会す日本初の試み。寄付によって実現した事業やサービスを通じて、地方創生や地域経済の自立、少子高齢化への対応、脱炭素・グリーンエネルギーの推進、さらにはカーボンニュートラルや持続可能な社会の実現といった課題解決にどのように寄与しているかを明らかにする。そして、その成果を広く発信していくことを目的としている。
2008年に制度が始まったふるさと納税は、2024年度には1兆円規模を超える寄付が集まるまでに成長した。一方で、返礼品競争の過熱やポイント争いなど、本来の趣旨から逸れた利用が社会的な課題となっている。こうした状況を受け、「ふるさと納税-未来創造AWARD」では制度本来の価値を再認識し、地域課題の解決や地方創生に真摯に取り組む自治体の事例を共有することで、寄付者に新しい選択肢を示すとともに、自治体同士が好事例を学び合う機会を提供する。
日時は11月20日。会場はベルサール新宿グランド(東京都新宿区)。