2025年09月18日 12:08

東京大学グローバル・コモンズ・センター(CGC)は、「Global Commons Forum 2025」を10月7日に開催する(共催:理化学研究所)。

プラネタリー・バウンダリー科学は、現在の経済の在り方が、地球システムの安定性と弾力性ーー「グローバル・コモンズ(人類の共有財産)」の限界を超えつつあることを示している。人類のwell-beingを支える「地球の安全な運用圏」から逸脱してしまう前に、経済システムを根本的に変革することが緊急に求められている。

そのための有効な手段の一つは、自然資本の価値を正当に評価し、経済的な意思決定に組み込むこと。本フォーラムでは、世界各地から多様な専門家が集い、プラネタリー・バウンダリー科学の最新情報、自然資本の価値づけを通じた新たな経済システムへの移行の加速、地域の取り組みとグローバルな視点との連携、それを支える効果的なAIガバナンスの構築といった道筋を提示する。また、現地参加の人々には、当日ネットワーキングの場として、フリースペースを設ける予定。

参加費は、1000円(現地参加)、無料(オンライン参加)。現地参加の申し込みは、定員になり次第締め切り(定員300名)。日時は10月7日9時30分~16時45分。場所は、東京大学 弥生講堂・一条ホール(ハイブリッド開催)。

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