2025年07月02日 15:39

集英社インターナショナルは、7月4日、「水族館飼育員のただならぬ裏側案内」を刊行する。

本書は、元水族館飼育員の著者・なんかの菌さんが、水族館の魅力、見どころを綴った4コマエッセイ。2023年に刊行された「水族館飼育員のキッカイな日常」(さくら舎)で、水族館飼育員の体験や仕事内容をユーモラスに綴った著者が本書で描くのは、水族館そのものの奥深さ。「ただならぬ水族館」という架空の水族館を舞台に、海水エリア、淡水エリア、海獣エリア、バックヤードと、実際の水族館を歩いていくように、思いもしないような見どころや裏側エピソードを紹介する。

何もいないように見える水槽、餌やりをめぐる飼育員と生きものの攻防、海獣ライブのカッコいいサイン出し、建物の裏に見える極太の配管――。水族館の、ともすれば見過ごしてしまうようなところも、その裏側を知ったら足を止めずにはいられない!?一生懸命生きている生きものたちも、愛と情熱をほとばしらせ奮闘する飼育員や職員たちも、水族館を成立させる水槽や配管たちも、水族館を隅々まで味わい尽くす、水族館愛120%のコミックエッセイ。読んだらきっと水族館に行きたくなる。そして、水族館がもっと楽しくなる。この夏大注目の1冊だ。カバー裏にも、楽しい仕掛け(架空の「ただならぬ水族館」のパンフレット)がある。

定価は1650円(税込)。発売日は7月4日。

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