2025年07月02日 12:48

ネクアスは、卵殻を活用した消臭袋「EGU(エグ)」を7月12日より発売する。
家庭内での生ごみやおむつのにおい、集合住宅や施設でのごみ置き場の臭気、そしてそれを回収する作業者の負担など、日々の暮らしにおいて、においの課題はさまざまな場面で存在する。「EGU」は、「ごみを出す人」から「集める人」まで、すべての立場にとって快適な空間を生み出すために開発された消臭袋だ。
卵殻には、ひなが呼吸できるように無数の小さな穴が開いており、この多孔質構造がにおいを吸着する性質を持っている。本商品では、焼成をしていない生の卵殻を使用し、自然由来の消臭力を活かした。プラスチックとの複合により、環境性能と高い機能性を兼ね備えた新しい消臭袋が誕生した。
「EGU」は、ネクアス独自のバイオマス素材と樹脂コンパウンド技術により、消臭性能を高めた。環境負荷の低減と高機能な消臭性能を両立したサステナブルな消臭袋となっている。卵殻が持つ多孔質構造と炭酸カルシウムが、アンモニア臭や腐敗臭を効率的に吸着し、不快なにおいを軽減。ネクアス独自のバイオマスプラスチック混錬技術により、食品製造過程で発生する卵殻を再利用。袋の母材には再生ポリエチレンを採用し、資源循環と新たな価値創出を実現した。原料となる卵殻は、100%国内で発生する食用卵殻を使用。製造から検品まで、すべての工程を国内で実施している。









