2025年大阪・関西万博のサウジアラビア王国館では、サウジアラビアの女性が世界にもたらした影響と、さまざまな分野での活躍を紹介する写真展「Her Influence -彼女の影響力-」を開催する。

撮影はサンドラ・チディアックさん。キャンディダ・ペスタナさんがキュレーションを担当したこの写真展は、国境を越えた影響力を持つサウジアラビアの女性の力強さと成功を物語る。参加している女性は、ハイファ・アル・ファイサル王女殿下（ザハラ乳がん協会 創設者）、ラニア・ムアラ（ZADKサウジ料理アカデミー創設者・理事長）さんなど。

本展は、科学、教育、外交、芸術、ビジネスなど、さまざまな分野で活躍する女性たちの声と軌跡を通じて、現代のサウジアラビアの力強い肖像を描き出す。来場者は、サウジアラビアが世界に対して果たしてきた先進的な貢献と、女性たちが進歩を牽引する上で果たす重要な役割について、より深い理解を得ることができる。

サウジアラビアは、ビジョン2030の青写真に基づき、経済の多角化を目的とした野心的な変革プログラムを実施。その一環として、女性のリーダーシップは、同国の社会と文化の変革への決意を象徴している。サウジアラビアの女性指導者たちは、国内外の課題に積極的に取り組むことで世界中の女性を結びつけ、文化的な共通点を共有している。「Her Influence-彼女の影響力-」の写真展は、6月20日～25日まで毎日、ギャラリーEASTで開催される。