2025年05月01日 15:53

京都府亀岡市は、環境政策情報発信・交流拠点施設である「circular kameoka lab(サーキュラーかめおかラボ)」にて、毎月「8」のつく日に「めぐるひろばプロジェクト」をスタートする。

本プロジェクトでは、環境問題に関心のある層だけでなく、幅広く多くの人に「サステナビリティ」をもっと身近に、もっと楽しく、そしてわくわくするものとして感じられる機会を提供。地域社会の資源循環をさらに進化させていく。

まず、各家庭で不要となった物を持ち寄ってリユースする「めぐる環(わ)・物々交換市」を定期開催。また市内の学校や地域施設と連携し、市民から回収した資源(プラスチックや古着)を使って、選別や再資源化を実際に体験できるプログラムを実施。参加者は、自分の手で資源を再生させることで、サステナビリティの重要性を体感し、実生活に活かせる知識を得ることができる。

さらにはオランダのアムステルダム発祥、日本でも徐々に広がりを見せる、モノを修理する技術を共有する「リペアカフェ」では、子どもや初心者向けの工具を設置。地域のリペア技術を持つ人々を「リペアマスター」として認定し、定期的に修理のサポートをすることで、「モノを大切にする」という意識を育む。加えて、企業と連携したプラスチックのリサイクル技術や、回収した資源を活用した製品作りのワークショップを行い、企業の最新技術やアイデアを市民と共有する。詳しくはこちら