2025年05月01日 12:53

サーフジャパンは、インバウンド旅行客向けに、酒類メニューを多言語で提供する「Sake Rink(サケリンク)」を、5月1日より開始する。

日本にしかない日本酒や焼酎は、外国人旅行者がぜひ体験したいと考えているもの。こうしたニーズに対応し、料理メニューに関しては、多言語対応がかなりの水準に達している一方で、最も大きな課題は、日本酒や焼酎といった酒類メニューの多言語対応に多くの問題が残っている点だ。

「Sake Rink」は、各飲食店ごとに異なるQRコードを発行し、店舗側がそのQRコードをテーブルPOPや酒類メニューに印刷して設置することで、来店客が自身のスマートフォンでスキャンして利用するモバイルサービス。本サービスは、韓国語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・タイ語の5カ国語に加え、日本語にも対応しており、日本酒に詳しくない日本人客にとっても有用な情報を提供する。

飲食店には、パソコンおよびモバイル対応の管理画面を提供しており、店舗側で日本酒や焼酎を検索して直接登録し、販売単位や価格を自由に設定することが可能。売切れとなった酒類については、「非表示」または「売切れ表示」に切り替えることができ、さらに店舗おすすめの商品には「おすすめマーク」を表示することもできる。

飲食店におけるサービス利用は無料。「Sake Rink」サービスモデルは、サイトに掲載される酒類ブランドからの広告収益によって成り立っている。

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