2024年12月11日 13:06

ドクターメイトは、同社に所属する看護師向けの独自のオンコール業務システムを開発した。

同社のメインサービスである夜間オンコール代行は、日本全国の看護師をオンラインでつなげて提供している。これまでに創業から8万件以上利用されているが、件数が増加するのと比例して、看護師の人数と業務負担も増加してきた。夜間オンコール代行では「待機・受電・相談・レポート」の一連の作業を別々のツールで行う必要があり、効率の悪さと、手間の多さが誤操作などを生むリスクと負担があった。そこで今回、独自のオンコール業務システムの開発・導入に至った。電話・通話管理、操作マニュアル、レポート作成業務を、複数の他社SaaS製品を使用していたものを統合・開発。これにより主に、「看護師の業務効率化によりインシデントが起きにくい仕組みになり、オンコール品質向上等が期待」「外部サービス・ツール間移動の軽減、および仕組みによるリスクの軽減」「外部サービスのメンテナンス時間を考慮しないレポート関連業務が可能」といった価値を提供することが可能になった。

看護師の負担軽減と働きやすさを両立し、介護施設へより迅速で高品質なサービス提供が可能に。今回の開発により、同社に勤務する看護師の約98%が「オンコールの業務(操作等)がスムーズになった」と回答し、業務効率化を実感している。これにより夜間オンコール代行を利用する介護施設へ、これまで以上に迅速かつ品質が高いサービス提供へ繋がることが見込まれる。

ドクターメイト