2024年12月11日 13:00

リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催。今回は「2024年の流行グルメ」について、20代~60代の男女1035人にアンケート調査を実施した結果を公開した。
「今年流行ったと思うグルメ」を聞いたところ、1位は「おにぎり」。「SNSでよくみる」「専門店が増えた」「手軽」などさまざまな理由で選ばれた。「アサイー」「オートミール」「タンフル」など、いずれもTVやSNS、YouTube等で話題になったものが上位を多く占める結果に。
「今年を象徴すると思うグルメキーワード」では、1位「米不足・かさ増しご飯」16.6%、2位「おにぎり専門店」12.9%、3位「外食値上げ」11.8%。「米不足・かさ増しご飯」、「おにぎり専門店」をはじめ、9位「ライスペーパー」5.3%と「お米」に関係するものが3つランクイン。直接的ではないが10位には「グルテンフリー」5.0%がランクインするなど、「お米」に注目が集まったようだ。
「おにぎり」は、「今年を象徴すると思うグルメキーワード」でも「おにぎり専門店」が2位に入るなど、SNS映えやヘルシーなイメージで海外でも話題を集めている。グルメキーワードのランキングでも4位に「インバウンド価格」がランクイン。海外からの発信・拡散によって人気・話題のグルメとなるのは、今年の流行グルメの象徴ともいえそうだ。