2025年07月31日 17:25

神戸ポートピアホテルは、近隣の生態系保全への貢献や地産地消、食育といったSDGsの取り組みとして2022年から養蜂活動を行っている。4年目となる2025年は、養蜂を始めてから最多量となる325キロのはちみつを採取することができた。
今年も、部門横断で活動する「SDGs推進委員会」のメンバーが中心となり、養蜂家の協力のもとで活動を行った。3月から7月にかけて、社長、総支配人をはじめ、宿泊部門、調理部門、管理部門など、様々な部署からのべ63人のスタッフが採蜜作業を実施。今後、レストランやショップなど、館内の様々なところでこのはちみつ「ポートピアハニー」を使用したメニューを提供する。
「社会」への貢献の1つとして、ミツバチを飼育する養蜂は、植物の繫栄を促しCO2削減の一助となるなど、SDGsの17の目標のうち、目標13(気候変動に具体的な対策を)や目標15(陸の豊かさも守ろう)につながるとされている。同社は養蜂の取り組みにより、ポートアイランドの豊かな自然を未来へつなぐことに寄与。ミツバチが受粉媒体の少ない人工島内の広範囲を移動し、草花、樹木の受粉活動を活発に行うことで、野生植物の繁栄にも重要な役割を果たす。
また2025年はテストパターンとして養蜂を行っているエリアにおいてトマトの栽培を行った。栽培したトマトは従業員食堂にて提供する予定。無農薬の安心・安全な野菜により、職場の健康づくりやウェルビーイング向上、同社の健康管理に寄与していく。