2024年12月04日 13:01

「ない」と「CHAHANG」は、2025年1月25日・26日、京都の「いけず文化」を体験できるイベント「この先いけずな京町家」を京都市の老舗扇子屋「大西常商店」にて開催する。
「つまらない」「みっともない」など、あらゆる「ない」からコンテンツの企画・制作を行う「ない」と、京都のデザイン会社「CHAHANG」は、これまで「いけず文化を観光資源にする」という目的のもと、様々な京都の人と協力して、いけずな言い回しをマナー啓発に活用した「いけずステッカー」や、いけずをゲーム感覚で楽しめる「京都人狼」といった商品開発を行ってきた。
同イベントは京都人の日常会話で繰り広げられる「いけず」を洛外の人でも楽しみながら体験できるよう、実際に京都人と会話する中で建前から本音を読み解く部分にゲーム性をもたせたステージクリア型のイベント。参加者は大西常商店・4代目の大西里枝さんが演じる「いけず女将」の住む京町家を訪問。女将の何気ない一言の裏には別の本音が潜んでいる場合があり、読み取って適切な行動ができないと「ぶぶ漬けでもどうどすか?」と言われる。これは古来から京都で「早く帰れ」を意味する言葉で、言われた場合は一度退散しなければならない。5回訪問するうちに全ての「いけず」を読み解き、女将の信頼を得られればクリアとなる。
料金は5500円(税込)。開催日は2025年1月25日・26日。会場は大西常商店(京都府京都市下京区本燈籠町23 松原通 高倉西入)。