2024年11月15日 09:04

アイリスオーヤマは、岡山県瀬戸内市内の第2宮下産業団地に「岡山瀬戸内工場」を新設することに伴い、11月14日に、岡山県瀬戸内市と立地協定及び包括連携協定を締結した。

「岡山瀬戸内工場」を建設予定の第2宮下産業団地は、県南東部に位置する岡山県瀬戸内市にあり、岡山ブルーラインや国道2号線、山陽自動車道といった主要道へのアクセスに優れている。そこでアイリスオーヤマは2021年5月に、中国・四国地方および西日本全域に向けた製造・物流拠点となる工場を建設する目的で瀬戸内市と立地表明覚書を締結した。当初、同工場では家電製品の生産を予定していたが、国内外で需要が高まる「パックごはん」の生産に変更し、中国・四国地域の生産・物流拠点として稼働する予定だ。

当協定は、岡山県瀬戸内市とアイリスオーヤマが相互の資源を活用した連携を図り、防災・減災、地域産業の振興、持続可能なまちづくりに関することなど、地域社会の発展や課題解決、人材の育成に寄与し、市民サービスの向上や地域の活性化を図ることを目的とする。今後、定期的な協議を通じて多様な分野で連携していく。

締結に際しアイリスオーヤマの大山晃弘代表取締役社長は「弊社はジャパン・ソリューションを掲げ、社会課題解決に向け様々な取り組みをしております。今回締結させていただいた包括連携協定においても、弊社のリソースを活用し、雇用創出やふるさと納税、地域経済との連携といった地方創生などの社会課題解決に向けた一助となれれば幸いです。」とコメントした。