2024年08月21日 12:55

大和ライフネクストの分譲マンション総合研究所「マンションみらい価値研究所」は、マンション管理を楽しく学べるボードゲーム「マンション管理ゲーム」を開発した(ボードゲーム製作・監修:ピチカートデザイン)。

マンション管理の学習においては、区分所有法やマンション管理適正化法などの法律の知識、さらにはマンション特有のさまざまな仕組みに関する知識の修得が必要であり、特に学生や分譲マンションに馴染みのない人にとって入門時の高いハードルとなっている。そこで今回、「マンションの理事会役員」を疑似体験しながら、誰でも楽しくマンション管理を学ぶことができる新たな学習ツールとして、明海大学不動産学部教授・小杉学さん監修のもと、「マンション管理ゲーム」を開発した。

本ゲームでは、分譲マンションにおける約40年間のマンション管理を疑似体験することができる。プレーヤーはそれぞれ「マンションの理事会役員」となり、「住民満足度」と「資産価値」の2つの項目について、チームごとに合計20点満点を目指す。

ゲームに必要な情報は全てカードに記載されているため誰でも気軽に参加できる。どういった問題が何年目に発生しやすいのか、対応にかかるコスト、住民の反応などについて、40年超の企業活動より得られた知見を活かし、より「リアル」に近い内容をゲームに反映している。限られた人員・予算の中でどう対応していくべきかをチームで協議しながら進めていくため、マンション管理において重要な「合意形成」をゲームの中でも体験することができる。

マンションみらい価値研究所