2024年07月26日 12:16

プラスアルファ・コンサルティングは、統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」において、AIを活用した不登校予兆検知機能を提供開始した。
2022年度の全国の小中学校における不登校児童生徒数は、過去最多の約29.9万人に達し、深刻化する不登校問題に対し、文部科学省は「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」を発表した。COCOLOプランでは、不登校児童生徒の学びの場の確保や、心の小さなSOSの早期発見、情報発信の強化などを掲げている。このような状況の中、教育現場では、ICTシステムを導入し、児童生徒一人ひとりの状況を把握し、きめ細かい対応を推進することが求められている。
統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」は、従来の教育データの管理・分析といった教育ダッシュボードに加え、新たにAIを活用した不登校予兆検知機能を提供開始した。これにより、システムの乱立やデータの散在課題を解消するだけでなく、不登校児童生徒の傾向もダッシュボード化し、さらには不登校予兆発見後の学校側の対応状況をモニタリング、対応レコメンドすることが可能となる。深刻化する不登校問題解決と教職員の業務負担軽減を目的とした機能とコンサルティングを提供する。