2024年05月31日 19:00

JEPLANが運営する「BRING(TM)」は、美術家・やんツーさんの個展「Unknown Technics」に協賛。今回展示される作品の素材として、BRING(TM)で回収した衣類(古着)を提供した。
やんツーさんは、 (ポスト)資本主義、エネルギー問題などに焦点を当て、進歩主義的な視点で考えられがちな未来をより広い視野で多様に考察する新しいアプローチを提示してきた。本展は、やんツーさんが渡米する前の国内最後の展示であり、コロナ禍以降に発表された作品群をアップデートして、ひとつのテーマに集約。「現代の鑑賞者」や「『落書き』のための装置」など、6つの作品群で会場が構成されている。
一方。BRINGは、「服から服をつくる(R)」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド。大量に廃棄される服を循環させるため、不要になった衣類の回収から、自社工場で独自技術による再原料化、その原料を用いたアパレル製品の製造・販売までを手がけている。この資源循環の取り組みを通じて、環境負荷の低減に貢献している。
この度、社会課題をテーマにした創作活動に取り組むやんツーさんは、BRINGの活動に共感。本展で展示される作品の一つの支持体にBRING(TM)で回収した古着が使用された。本作品には、グラフィティに傾倒していたというやんツーさんのバックグラウンドが色濃く反映されている。会場は「アニエスベー ギャラリー ブティック」、会期は6月16日まで。