2024年05月01日 15:58

Konoike Mexico(KMX)は、エンジニアリング業務の新拠点「モンテレイ事務所」を5月1日に開設し、業務を開始した。
鴻池運輸のグループ会社・KMXは、2014年の設立以来、メキシコ国内の工場の生産設備の輸送・据付、ユーティリティ工事などのエンジニアリング業務をはじめ、海上・航空貨物のフォワーディング業務を通じて蓄積した知見や経験をもとに、顧客の工場新設・増設に伴うエンジニアリング業務・物流を支援している。
新拠点モンテレイ事務所が位置するヌエボ・レオン州モンテレイは、米大手電気自動車メーカーをはじめ今後多くの企業の進出が予定されており、KMXの主力であるエンジニアリング業務の需要増が見込まれる。モンテレイ事務所は、旺盛なエンジニアリング業務ニーズに対応するもので、エンジニアリング業務を行う日系企業で初めてのモンテレイ地区拠点で、KMXの3拠点目となる。また、2019年にKMXの2拠点目の仮事務所として開設していたエンジニアリング業務拠点のシラオ事務所(グアナファト州シラオ)を、モンテレイ事務所開設に合わせて、5月1日より本事務所として本格稼働させた。鴻池運輸は、エンジニアリング事業を「中期経営計画」(2023年3月期~2025年3月期)の注力事業の一つとして位置付けており、また、今後の事業戦略として海外事業を拡大していく。