2024年04月04日 13:00

レイ・フロンティアは、「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」にて、3月13日に行われた成果発表会(デモデイ)に参加。未来の車室体験を支える位置情報を用いたドライバーの感情を推定するシステムを発表した。

本プログラムは、くらしインフラの変革を通じて「いい今日と、いい未来」を「人起点」で一緒に実現していくことを目指している。優れた先進技術やノウハウを持つスタートアップと共創し新規事業を加速させることが目的で、今回で3回目の実施となった。

プログラムは、DXテーマとGXテーマを設定。2023年11月にスタートアップ11社を採択し、約4カ月間にわたってエレクトリックワークス社のプロモーターが、エレクトリックワークス社のリソースを最大限に活用し、事業化に向けた検討を実施。同社の位置情報を用いたドライバーの感情を推定するシステムと、エレクトリックワークス社の照明技術や知見を掛け合わせ、完全自動運転が実現して劇的に進化していく未来の車室体験の創造を目指した。

同社では、人工知能による位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」の開発・運営を行っている。EVの普及や自動運転技術の進歩により、自動車は目的地への移動手段ではなく車内での体験に価値が求められる空間に変化していくと確信。長年培ってきた位置情報解析の力を通じて新たな可能性を広げ、より良い未来と快適なまちづくりに貢献していく。