2024年03月15日 20:04

松竹は、日本の伝統的な舞台芸術である日本舞踊の美しさを発信し、更に女性の舞踊家の活躍を推進することを目的として、「松竹阿国ラボ」を立ち上げた。この始動にあたり新しく制作した、女性の日本舞踊家のユニット「桜途里(オードリー)」による古典楽曲と現代曲 計4曲のプロモーション映像を公開する。

120年以上にわたって歌舞伎の製作・興行を担ってきた松竹は、歌舞伎のみならず日本の伝統文化と芸能を国内外に発信してきた。この度同社では、京で「かぶき踊り」を生み出した出雲の阿国に因み、「松竹阿国ラボ」を立ち上げ、日本舞踊の魅力をより深く研究し、世界に発信する作品作りをするべく、活動する。

松竹阿国ラボ 第一弾映像作品は、日本舞踊家ユニット「桜途里」による「戦場のメリークリスマス」。「松竹阿国ラボ」のプロモーション映像第一弾として、世界的名曲「戦場のメリークリスマス」の和楽器演奏版を楽曲とした新たな作品作りに取り組んだ。和楽器アンサンブル真秀の演奏音楽にインスピレーションを得た、モノクロの世界観の映像作品となっている。

映像のモノクロの世界観との調和を意識した、美しくしなやかな振りつけで、白と黒、それぞれの色を基調とした着物を纏った日本舞踊家が繊細に舞い踊る。松竹代官山メタバーススタジオの大画面LEDパネルにて撮影された、背景と融合したかのような、幻想的に表現された日本舞踊の世界観を楽しめる。視聴はこちら