2024年01月31日 17:06

ブイキューブとテレキューブは、全天候型で屋外設置が可能な全天候型可動式個室ブース「テレキャビン」を4月より提供開始し、2027年までに1000台の販売を目指す。

これまでのテレキューブは、企業の会議室代替、オフィスでのWeb会議ブース、ビルのエントランスや駅構内でのワークスペースとして、屋内を中心に設置が進んできた。現在は設置台数の増加に伴い、雨風を受けるような屋外や半屋外などへの設置ニーズが高まっている。これらの課題を解消する製品の提供を目指し、2023年1月より製品の開発とフィールドテストを実施してきた。

今回発売する「テレキャビン」は軽量かつ耐久性の優れた製品に仕上げるために主に98%空気である発泡スチロール(EPS) 素材を使っている。風圧を受け流す変形18角形のデザイン設計も特徴。外壁はポリウレア塗装などで仕上げ、雨風の影響を受けるような場所でも設置が可能。室内の広さは2.85平方メートル のゆったりとしたスペースを取り、LED間接照明や専用エアコン(キューブリーズ)を設置している。

設置場所は大型商業施設をはじめ、駐車場併設のコンビニエンスストア、コインランドリー、貸し駐車場、ゴルフ場、駅のホームなどを想定。また2023年12月30日より、製品販売に先駆け、愛知県安城市・ファミリーマート安城東栄町店の同敷地内に設置している。