2023年10月20日 19:41

純日本製羽毛布団を製造・販売する和雲社は、10月21日より、寒がりの女性や寒冷地に住む人でも、一枚で暖かく眠れる「斜めキルト」羽毛布団の販売を開始する。

キルティング加工とは、表生地と裏生地を縫い合わせてマス目を作り、中の羽毛が片寄らないようにする縫製技術。同じ羽毛・生地でもキルティングによって暖かさや軽さ、フィット感が変わるため、どのキルトタイプを採用しているかは羽毛布団選びにとって、とても重要となる。

立体キルトの熱が逃げる問題と、二層キルトの重くなる問題を解決したのが「斜めキルト」。縫い目を斜めにして羽毛の部屋を重ねることで熱を逃がさず、保温性が抜群。フィット性にも大変優れており、二層キルトと違い余計な布を使わないため、ムレ感も少なく、肌寒い時期なら長く活躍する。あまりの縫製の難しさに多くの縫製工場に断られながら、2年以上をかけてたどり着いた、和雲自慢の冬用キルトとなっている。

外部試験機関を利用し、室温をマイナス10℃に保った特殊な環境室で布団を掛けた5分後の体の表面温度を赤外線サーモグラフィ装置で撮影した。縫い目から冷気が入りやすい立体キルトと比べ、和雲の斜めキルトは縫い目が斜めになっていることで熱が逃げづらい。マイナス10℃の過酷な環境下で、実験前よりも、体が暖まっていることがわかった。またDown-Breathe(R)生地はポリエステル生地に比べて約13倍の通気性があり、冬の寝汗に悩まされることもない。販売サイトはこちら