2023年10月13日 19:33

シーエスコミュニケーションは、AIレジ「Truly(トゥルーリー)」を、10月25日~27日に幕張メッセで開催される「AI・人工知能EXPO」で正式に公開する。本製品は、バーコードのない製品を、正確かつ瞬時に認識するAIレジ。低コストで導入が可能で、多くの店舗や工場現場の課題である人手不足問題の解消につながる「無人レジ」の導入を推し進める。

日本社会は深刻な人手不足問題に直面しており、その影響を受けやすい店舗や工場などの現場では、省人化・無人化が目下の課題。販売処理においては、バーコードやRFIDによる「無人レジ化」が試みられてきたが、機能やコストの問題で導入が広がっていない。

「Truly」は、既に設置された一般的なカメラを「AI実装」するエッジネットワーク技術を採用し、バーコードなしの製品を、人の確認を介さずたった0.2秒で正確に認識する。利用者や端末と近い場所にAI処理装置を配置。ネットワークの端点(エッジ)でデータ処理を行うエッジコンピューティング技術と、POSシステムを組み合わせ、「バーコードなし」「低コスト」「高速度」「強セキュリティ」のすべてをかなえた、今までにないサービスとなっている。導入が進めば、多くの店舗や工場現場の無人化が促進され、人手不足問題の解消につながる。

今回の展示会では「Truly」を操作し、その速さや高い精度を体験できる他、「無人在庫管理」「人流解析」など、エッジネットワークの活用事例を体感できる。