2023年10月12日 15:43

C-HAS プラスは、日本マイクロバイオファーマ(MBJ) と、微生物資源の活用に関する共同研究契約を締結したことを明らかにした。

C-HASプラスは、熊本大学が手掛ける天然物もの・こと作り事業UpRodを推進するため、2022 年に設立された大学発スタートアップ。天然資源探索ツール(オリジナル天然物バンクや素材開発に指向した植物情報データベース、線虫を活用した健康寿命評価システムC-HAS)をコア技術として、自然と生命が調和する健幸社会を共に創ることを目指している。なお、UpRodは、熊本大学薬学部を中心として行うエコシスエム事業「有用植物×創薬システムインテグレーション拠点推進事業」で、企業との共創活動に積極的な組織。

一方、日本マイクロバイオファーマは、70年以上にわたり培ってきた微生物発酵と微生物変換技術をベースに、高活性物質の有機合成技術を組み合わせ、抗がん剤を始めとする医薬品原料や食品・飼料・農業用原体の製造を行っている。これまでの実績に裏打ちされた微生物発酵と、ニューモダリティーに貢献するバイオ技術の両輪を備えた「特徴あるバイオCDMO」として、微生物の力を中心とした技術を駆使。世界中の人々の健やかで豊かな生活に貢献する。

UpRod の成果を継承したC-HAS プラスと、微生物発酵と微生物変換技術のパイオニアである日本マイクロバイオファーマの本共同研究により、微生物エキスバンクの進化・拡充を図る。