2023年10月11日 16:18

Luupが提供する電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」で、ライド終了後、ユーザーがアプリ上でCO2排出削減量を見ることができるようになった。なお、現時点ではiOS版のみの実装で、Android版は近日中(2023年内)に利用可能となる予定。

「LUUP」は、スマートフォンアプリを通して電動アシスト自転車や電動キックボードを借りて、街じゅうのポートからポートへ移動ができるシェアリングサービス。通勤や通学、観光など、日々の様々な移動に活用されている。

電動キックボードや電動アシスト自転車は、電動であることに加えて車両がコンパクト。そのため自動車や鉄道に比べて移動に伴って消費するエネルギーが小さく、CO2の排出量削減による環境問題への貢献という観点でも、各国で注目を浴びている。

LUUPの電動マイクロモビリティが走行時に使用する電力は、実質的に全て再生可能エネルギー由来。LUUPの利用では、走行に伴ってCO2を含む温室効果ガス(GHG)は排出されないこととなる。Luupでは、人々が既存の交通手段からLUUPに乗り換えることで削減されるCO2の排出量は月間50トン以上と試算。今回の実装により、ユーザーが各ライドで実際にどの程度のCO2排出量の削減に貢献できたかを可視化することで、ユーザーの環境意識の高まりにも応えていく。