2023年10月06日 19:47

全国のケアマネジャー10万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」などを運営するインターネットインフィニティーは、「ChatGPT」を、ケアマネジャーが業務で活用できる新機能の提供を開始した。

ChatGPTは、使う人のリクエストに応じ、収集した大規模なデータから自然な流れの文章を作るAI。ただしリクエストがあいまいだと、期待したような文書はなかなか作られない。そこで「ケアマネジメント・オンライン」では、ケアマネジャーがChatGPTを業務効率化や事務作業の軽減などに活用しやすいよう、独自にカスタマイズした新機能を開発した。

使うときは、ケアマネジャーの業務を想定した「短期目標と長期目標のサンプル生成」「箇条書きの項目から文書を作成」「文書要約」などのジャンルを選択。質問を入力してポストする。ポストされた質問内容は、プログラム上で最適なプロンプトに変換され、最新版のgpt-4モデルとAPI連携、ChatGPTから得られた回答が表示される。ジャンルごとに活用するためのポイントや注意点も付記されているため、わかりやすく簡単にChatGPTを使うことができる。

また、gpt-4モデルは有料の最新バージョンとなるが、週に5回まで無料で試すことが可能。なお利用には「ケアマネジメント・オンライン」の会員登録が必要となる。今後、ケアマネジャーに試してもらった感想や要望を反映し、より業務支援につながる機能として随時アップデートしていく。詳しくはこちら