2023年10月06日 15:40

10月19日~20日、つくば国際会議場にて「第38回日本整形外科学会基礎学術集会」が開催される。このたび、クロスリアリティリハビリテーション・TANOと、らがん立体視が可能なソニーの空間再現ディスプレイELF-SR2の体験展示が行われることが明らかになった。
TANOTECHは、介護者が行っていたレクリエーションの準備・進行をロボットが補助する事で、施設利用被介護者自ら進んで参加したくなる環境を作るコミュニケーションロボットを開発。利用者の自立支援に繋げ、介護者の負担軽減を実現を目指している。
展示されるTANOは、非接触型センサーに反応して体の動きや音声で疑似空間上で操作しながら楽しみながら自立支援やモーショントレーニングをサポートするシステム。リハビリテーションに適した体の動きを取り入れ、誰でも簡単に利用できるようになっている。
一方、ソニーの空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)は、3D-CGモデルや立体映像を現実世界に投影して、デバイスを何も装着しなくても、らがんで立体視できることが特徴。つい手で触れたくなるようなリアルなバーチャル体験ができる。神奈川歯科大学大学院 XR研究所所長 板宮朋基教授の協力の元、本機専用ソフトウェア「DSR View/SR View」を利用し、クロスリアリティのリハビリテーション分野での可能性を体験できる。詳しくはこちら。