2023年10月04日 12:51

StatHack(スタットハック)は、出荷前の製品個数カウントと記録を効率化するAIツール「Count AI(カウントAI)」を正式に提供開始する。

ものづくりの現場では、製品を納品先に出荷する前に納品個数が正しいかを二重・三重に確認する「員数検査」が行われている。従来、この員数検査は目視のみで実施されることがほとんどで、かつ検査結果が画像として記録・保管されていないことから、多くの現場でヒューマンエラーによる無駄なコストや非効率な事象が発生している。

StatHackは「業界最高のUXでソフトウェアを提供し、働く人の幸せを達成する」というミッションを掲げ、AI技術を活用したソリューションを提供している東京大学 松尾研究室発のAIスタートアップ。「Count AI」は、スマートフォンやタブレットで個数を数えたい製品の写真を撮るだけでAIが自動でその数をカウントし、結果をクラウド上に記録するツールだ。従来は人が毎回目視により数分掛けて行っており非効率なことが課題だった「員数検査」を数秒で完了させられるので、およそ半数の作業者で現場を回せるようになる。そしてその分、人的リソースを人がすべき業務に配分することが可能となる。また、顧客の発注情報と員数検査の結果が紐づいてクラウド上に記録されるので、出荷した製品個数のエビデンスが残り、顧客からの納品数不足などの問い合わせ対応や原因調査も早急に行える。

料金は月額課金制(アカウント数や撮影量に応じて異なる)。

Count AI サービスページ