2023年09月28日 12:30

宇宙ビジネスが2040年に150兆円超のビジネス規模になるといわれる「宇宙」の時代、大人も子どもも宇宙が身近になる「宇宙の図鑑」が発売される。著者は、世界ではじめてブラックホール撮影に成功したEHTプロジェクト日本代表・本間希樹国立天文台教授。

この20~30年で宇宙に関する研究は大きく進み、昔学んだ知識が大きく書き換えられている。また、宇宙関連ビジネスも予想をはるかに超えるスピードで急成長。異業種の参入が相次ぎ、2040年には150兆円規模に達し、全世界の自動車産業規模の3分の1から2分の1になると予測されている。デジタルに次ぐ成長分野とみられ、会社の新規事業部署や、スタートアップも次々生まれるこの宇宙分野は、子どもたちにとっても、当たり前に職業選択のひとつになっていく可能性があると言える。

宇宙のはじまりから、太陽系そして地球、人類の誕生へとつながる本間先生の原稿を読めば、「生命」の存在がどれほど奇跡的なことかがわかる。「情熱大陸」(TBS/MBS系)でも紹介された宇宙の第一人者、本間希樹先生のやさしく温かい文章で、宇宙がどんどん身近になる。

大ヒットしている「天気の図鑑」と同じ四六判で持ち歩きやすく、読みやすい見開き構成に61のQ&Aが納められ、読み進めているうちに、宇宙のふしぎにワクワクすること間違いなし。目ウロコな知識がいっぱいの1冊。定価1540円(税込)。詳しくはこちら