2023年09月27日 12:52

ピクスタは、機械学習用画像・動画データ収集をワンストップでサポートする、機械学習用撮影サービスを開始する。

これまで、同社が運営する写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」の8700万点以上の写真・動画素材を、AI開発のニーズに合わせて機械学習用データとして提供してきた。一方でAI開発においては、特定の環境や特殊な条件下で撮影された画像・映像が必要なケースもある。こうしたニッチなデータは、オープンデータはもちろん、ストックフォトにおいても、機械学習に充分な量を確保することは困難だ。そこで今回、新規撮り下ろしにも対応。AI開発にあたって、ストック素材だけでは足りない学習に必要な画像・動画データを、要件に応じて新たに撮影・納品することで、画像認識の精度向上に貢献する。

撮影サービスでは、ディレクションやモデル、ロケーション手配等なしの1時間2万2000円(税込)からの小規模撮影から、公共交通機関や特殊なスタジオ、モデル10名以上を同社で手配した上で行う大規模な撮影まで実施可能。新規撮影サービスが加わることで、機械学習に必要なあらゆる画像・動画データを、アノテーション付与を含め、ワンストップで提供する。

料金は、PIXTA日本人画像データセット(ストックフォト1000点~):9万9000円~、機械学習用新規撮影サービス:1時間2万2000円(すべて税込)~。

PIXTA機械学習用画像・動画データ提供サービス