2023年09月15日 12:44

AMIは、「心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ」を活用した医師同士を繋ぐ「遠隔聴診読影サービス β版」を9月25日にリリースする。

同社は、医療福祉分野の世界的な社会課題である心疾患の早期発見に「聴診DX」を通して取り組んでいる。同社が目指す「聴診DX」とは、聴診をデジタル化するだけでなく、医療現場・臨床研究・医学教育・遠隔医療に利活用することで現場の課題を解決すること。世界で最も早く超高齢社会に突入した日本は、近い将来、心不全パンデミックが到来するとされている。一方で、医療の地域格差や医師不足などの問題は今後ますます進行すると思われる。この情勢を打破するため、同社は「聴診DX」の活用により、心疾患の検査の精度・難度・頻度・距離の課題を解決するプロダクト「心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ」、そして今回スタートした「遠隔聴診読影サービス β版」を開発した。

「遠隔聴診読影サービス β版」は、心音データをクラウド上で共有し、聴診に精通した医療従事者による遠隔サポートを受けることができるサービス。「心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ」を活用することで、同社のこだわりである、可視化された心音データと人間の可聴域の下限となる低音(20㎐)までカバーされた音質を、クラウド上でも、遠隔の医師にも同じ品質で再現し共有することができる。これにより、聴診の所見を相談することができ、精密検査が必要かの判断補助を受けることができる。

2024年3月まで無料トライアルとしての提供を予定。

サービス詳細