2023年08月17日 19:05

山一は、茨城県内で回収されたユニフォームを再利用し、アップサイクルを啓発するTシャツ「サステナT」を制作した。
このTシャツは、8月27日に茨城県霞ケ浦環境科学センターにて行われる「霞ケ浦ECOフェスティバル2023」に出展する茨城県産業技術イノベーションセンターのブースで、環境保全に対する意識・関心を高めることを目的にイベント参加者向けの景品として使われる予定だ。※アップサイクルとは、廃棄予定であったものに手を加え、新たな付加価値をつけることで新しい製品への生まれ変わらせる手法。
この活動は、茨城で回収したリネン資材をアップサイクルして再生Tシャツという形で茨城の人々に提供し活用してもらうことで、地元の環境やウェルビーイングに向けてみんなで意識し、参加できる機会を提供することを目的としている。
サステナTは、医療施設で使われた使用済みの白衣を回収し、反毛(はんもう)という方法で生地を綿状に戻し繊維として再利用して作られている。使用済みリネン資材の回収は、茨城県内のパートナー企業によって行われたものとなる。
茨城県では海の日から霞ケ浦の日までを「霞ケ浦水質浄化強調月間」とし、霞ケ浦の環境について楽しく学ぶイベントや水質浄化ポスターの募集など様々な啓発活動に取り組んでいる。サステナTは、茨城県産業技術イノベーションセンターのブースで環境に関するアンケートの景品として活用される予定だ。