メトロエンジンが、毎年大好評となっているホテル業界マップの最新版「ホテル業界マップ 2024」を作成し、運営するホテル特化型メディア「HotelBank（ホテルバンク）」にて無料で公開する。宿泊・観光業界のトレンドに合わせ、新たなカテゴリも追加し、マッピングを刷新した。

新型コロナウイルスの流行により大きな苦境に直面したホテル業界だったが、2023年に入り宿泊需要が回復の兆しを見せ始めた。帝国データバンクは、国内の旅館・ホテルの約6割が増収基調にあり、2023年度にはコロナ前の業績水準に戻る可能性があるとの見通しを示しており、宿泊・観光業界には完全回復の機運が高まっている。一方で、待ち望んだ需要回復が思わぬ影を落としている。急速な需要拡大に人員が追いつけておらず、人手不足の加速が進んでいる。

こうした現状を鑑み、メトロエンジンは少しでも多くの人が宿泊・観光の全体像を俯瞰できるように、メトロエンジン独自の観点からホテル市場の各分野で実績がある企業・サービスをピックアップし、「ゲスト・旅行者」と「ホテル・宿泊事業者」の二軸からカテゴリ別にマッピングした「ホテル業界マップ2024」を作成した。

来たる2024年を前に、宿泊・観光業界の今後を見通し自社戦略を展開するための検討資料として、また日本の観光の未来に期待を寄せる人々が、業界そのものを知ってもらうための参考資料として、役立てもらうことを期待している。