2023年07月24日 09:15

ヒダカラは、飛騨地域で釣られた鮎が食べられる飲食店や宿を紹介する「飛騨の鮎MAP」を制作した。
飛騨は緑豊かで93%が森林だが、特に飛騨宮川地域は広葉樹が多く、約70%が広葉樹。広葉樹は地中深くに根を張り、地中の栄養素を吸収し、ミネラル豊富な水がゆっくりと川へ流れる。森が天然のダムとなり、河川の環境を守ってくれるおかげで大きな石が残っている。石に豊かな苔がたくさん生えた河川で元気いっぱいに鮎が育つ。栄養価の高い水で育った鮎は焼いても身がふっくらとしている。そして香り高く、匂いに敏感な小さな子どもでも「ガブッ」とかぶりつくほど美味しい。これまでも京都や銀座の高級料亭に卸し、「あの飛騨の鮎を今年も食べたい」と指名がくるほど人気の鮎だ。
「飛騨のあばれ鮎」など飛騨地域の鮎のブランド化に取り組むヒダカラは、今回「飛騨の鮎MAP」を制作した。飛騨地域では初めての取組で、初回の掲載店舗数は26店舗。今後、飛騨市や高山市の観光案内所や飲食店等に設置予定。またWEB版の掲載店舗は随時募集している。これまで同社では飛騨地域の鮎を豊洲や都内の高級料亭や都内スーパーへ卸してきた。都市部での評価は高い一方で、飛騨地域では、食べられるお店についての情報が少なく、どこで飛騨の鮎が食べられるのか分かりにくい現状がある。「飛騨の鮎MAP」を作成することで、多くの人に飛騨に足を運んでもらい、飛騨で、飛騨の鮎を食べてもらいたいと考えている。