2023年05月16日 09:02

尼崎ホテル開発が運営するホテルヴィスキオ尼崎は、日本遺産認定ストーリーNo.97「「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ銘醸地」を紹介する取り組みの一環として、「伊丹諸白」や「白雪」の菰樽を1階ロビーに展示している。

「「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷」は、5市(伊丹市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市)で申請し令和2年に登録された日本遺産で、400年前から今日まで、伊丹と灘五郷で伝統と文化が育まれている酒造文化のストーリーとなる。

ウエストリバーでは、清酒発祥の地とされる伊丹を代表する芳醇な味わいのお酒「白雪伊丹諸白超特選」等、厳選した日本酒3種類の味比べが楽しめる「伊丹と灘の日本酒3種飲みくらべセット」を用意している。また一緒に出し巻きやおひたし等の日本酒に合うおつまみ6種盛りも楽しめる。

江戸時代、伊丹・西宮・灘の酒造家たちは、優れた技術、良質な米と水、酒輸送専用の樽廻船によって、「下り酒」と称賛された上質の酒を江戸へ届け、清酒のスタンダードを築いた。酒造家たちの技術革新への情熱は、伝統ある酒蔵としての矜持と進取の気風を生み、「阪神間」の文化を育んだ。下り酒を江戸へ届けたのは酒輸送専用の樽廻船で、港頭に立つ、尼崎市神崎の石灯籠は航海の安全祈願と灯台の役割を果たした。

「伊丹と灘の日本酒3種飲みくらべセット(各50ml)」は1200円(消費税込)。販売時間は17時~21時半(食事L.O.20時半、飲料L.O.21時)。「おまかせおつまみ6種盛り」600円(消費税込)。