2023年05月15日 15:31

NTTドコモ、NTTアノードエナジー、NTTスマイルエナジーの3社は、脱炭素社会の実現に向け、3社連携による家庭用太陽光発電・蓄電池の実証実験を5月15日より実施する。
ドコモは2022年3月1日にサービス開始した「ドコモでんき」、なかでも「ドコモでんき Green」の提供により、社会全体のカーボンニュートラルの実現をめざしている。普及の進まない再生可能エネルギーの利用拡大に向け、小売電気事業者でありNTTグループのスマートエネルギー事業を展開するアノードエナジー、太陽光発電・蓄電池の知見があるスマイルエナジーと連携し、今後3社にて太陽光発電・蓄電池を活用した再生可能エネルギー拡大に向けた取り組みを検討することで合意した。
同連携3社は、スマイルエナジーの太陽光発電・蓄電池を利用した家庭向けエネルギーサービスを、エリア限定で提供。顧客は月額定額、初期費用無料にて家庭に太陽光発電パネル、蓄電池を設置することができる。サービス提供により得られたデータやノウハウを3社にて共有することで、事業性の検証を行い、ドコモの新たなサービス検討に活かしていく。
初期費用は無料、提供価格は月額1万円~2万円強(15年間の契約満了後は無償譲渡)。実施期間は5月15日~2024年3月31日。提供エリアは、東京電力、中国電力、四国電力エリア管内(静岡県と島しょ部の一部を除く)。