2023年05月10日 12:49

5月10日より、ゼロカーボンシティの実現を目指す入間市では、スマートフォンのエコライフアプリ「SPOBY」を活用。市民の行動変容による脱炭素型ライフスタイルを促進するための取り組みを、社会実装する。
「SPOBY」は、従業員や自治体市民の移動における抑制されたCO2排出量を、脱炭素量として可視化し、ユーザーの活動量増による健康増進にも寄与する行動変容アプリ。無駄な乗り物移動によるCO2の排出を抑制し、スコア化するアプリ「SPOBY」は、市民が貯めた脱炭素量と地域店舗が協賛する特典を交換する。環境課題のみならず地域産業の活性化、市民の活動量増による健康増進を目指す。
令和4年度の経済産業省関東経済産業局と連携した実証実験では、2カ月間で624名が参加し、約2 tの脱炭素を実現した。令和5年度は、入間市の脱炭素型ライフスタイル促進事業の採択を受け、参加市民及び協賛店舗の更なる拡大と脱炭素の教育・啓発活動も本格稼働させていく。
入間市ではゼロカーボンシティ実現のために、市民にとって理解されやすく、脱炭素が「我慢ではなく便利」と思えるような、魅力的なインセンティブを地域店舗の協賛により用意。地域のイベントと連携した、特典交換会を開催していく。幅広い世代が気軽に楽しく取り組める、新しいライフスタイルへの転換を促進させ、持続可能なゼロカーボンシティの実現を図る。